今回の記事では、模型を作る際にあると便利になる道具について解説します。
ピンセット
最初に紹介する道具は
「ピンセット」です。
上の画像は、ホーザン(HOZAN)さんが出しているピンセットです
使用方法
この道具は細かく切ったスチレンボードを
組み立てる時、摘んだりして使います。
他にも、スチレンボードに穴を開けて
模型の装飾をする際にも使用します
なぜピンセット?
実際に模型を作ると分かるのですが、
家の中の椅子や机、本棚などの家具を
手だけで作ろうとすると、かなり難しいです。
なので、細かい装飾をする場合に
重宝する道具になります。
私も制作でよく使っている道具です
選ぶポイント
ピンセットと言っても
色々な形をしたものがあります。
先端が平べったいもの、
少し曲がっているものなど多種多様です
その中から選ぶとしたら
「先端が細く尖っている物」をオススメします。
何故なら、穴をスチレンボードに開ける際に使えるからです。
住宅模型で木を植えたい場合、
地面となるスチレンボードに穴を開けて、ねじ込みながら植えます。
なので穴を小さくし、傷つく箇所を減らすために
先端が細く尖っているピンセットをオススメします。
カッターの替刃
2つ目に紹介する道具は
「カッターの替刃」です。
模型作りをする際には何本も使います
なぜ替刃?
普段の生活でカッターの刃を
何回も折った人は少ないのではないのでしょうか?
自分も学校の図工や技術の時間では
カッターの刃を折ったことはありませんでした。
しかし、模型作りとなると話が変わっています。
何故なら模型作りをする際に、スチレンボードの切り口ひとつで
綺麗な模型か汚い模型かが
一目瞭然になってしまうからです。
これは切り口を見ただけで分かるので
誰でも気づいてしまいます…
なので模型を作る時には
カッターの刃を短期間で何回も折るようにしましょう!
円切りカッター
次に紹介する道具は
「円切りカッター」です。
上の画像は、エヌティーさんが出している円切りカッターです
使用方法
この道具はスチレンボードを
綺麗な円状に切る際に使います。
自分の手で型抜きのように切る事ができます!
注意点
この道具は円を綺麗に切る事ができますが、
使う際に注意するべきこともあります。
その注意点は、
- 小さすぎる円は切る事が出来ない
- 中心に穴を開けてしまうものが多い
と言ったものがあります。
小さい円は切れない
この道具はコンパスのように
軸を回転させて刃を動かすので
切れる直径が決まっています。
自分が使っているものは直径2cmまで切れました
なので、模型を作る為に買うなら
出来るだけ小さい円を切れるものを選びましょう!
穴が空いてしまう
先ほども上げた通り、
この道具はコンパスのような感じで円を切ります。
なので、円を切る時に中心に穴が空いてしまいます。
これは構造上、仕方がないです…
しかし、穴を開けない構造をしている円切りカッターもあります。
その為、スチレンボードを切った円の内側を使う予定があるなら
穴を開けない構造のものを購入した方が良いかもしれません。
安全刃折処理器(カッターの刃を折る道具)
最後に紹介する道具は
「安全刃折処理器」です。
上の画像は、オルファ(OLFA)さんが出している安全刃折処理器になります
略称が分からず、お硬い感じになってしまいましたw
使用法
この道具は切りにくくなったカッターの刃を
折る為に使用します。
自分もこの道具を使っていますが、とても使いやすいです!
手ではダメなの?
もちろん手で折っても良いのですが、
手で折るの危険もあり時間も掛かります。
わざわざ刃がダメになる度に
後ろに付いている溝で折るのは面倒です…
そして何より折った刃を
そのままゴミ箱に捨てるのが危ないという理由もあります。
しかし、この道具を使えば
折った刃が中の空間に入り勝手に貯まるので
刃を捨てる手間が1回で良くなります。
模型作りでは大量に刃を折るため時間短縮にもなります!
注意点
この道具は蓋と本体がガッチリとくっついている為、
中の刃を取り出して再利用することができません。
まぁ、この点は刃を取り出して怪我をする事故を起こすより、
本体ごと刃を捨てる方が良いと考える会社の人たちの配慮でしょう
その為か、この道具は安価な値段で手に入り
容量もかなり大きめです。
なので、消耗品と思って使うようにしましょう。
終わりに
今回は、模型を作る際にあると便利になる道具について解説しました。
特に2番目の項目で紹介した替刃は、
模型の出来に大きく関係してきます!
なので、模型を作る際には道具から揃えてみるのも
1つの手かもしれませんね。
今回も見て頂いて有難うございました!
ではまたっ!
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