今回の記事では、ヤスリについて解説していきます。
ヤスリって?
ヤスリは、物を削る場合に使用する道具になります。
学校の授業などで見たことあると思いますが、まずは画像を見て貰いたいと思います
↑上の画像は、「紙やすり」です。
模型作りでは素材が比較的硬くない為、「紙やすり」を使うことが多いです。
しかし、この紙やすり以外にも「金属製のやすり」があります。
この上の画像は、コンヨ(KONYO)さんが出している鉄製ヤスリになります
他には「研磨剤」と言って乳液みたいなものもありますが、殆ど削ることができない物なので磨くものを解説する記事で紹介したいと思います。
ヤスリの特徴
次にヤスリが持っている特徴について解説していきます。
殆どの方が知っていると思いますが、復習としてもう1度学びましょう!
ザラザラしている
ヤスリの特徴と言ったら、
とにかくザラザラしていることが1番イメージしやすいのではないでしょうか?
このザラザラがヤスリの1番大切な部分です
この手で触るとザラザラしている面を押し当てて、削りたい箇所を往復する動きで削っていきます。
種類が豊富
そして次にある特徴として、
粗い荒目状のヤスリからとてもキメが細かいヤスリまで多くの種類が売っています。
紙ヤスリだと種類ごとに数字が振り分けられていて、
数字が低いほど粗く、数字が高いほど細かいです!
このヤスリの種類が豊富なおかげで、物を削るだけではなく研磨してピカピカにすることができます。
子供の遊びで例えるなら、泥団子を作るような感じです
怪我をしにくい
そして私的に1番大切だと思う特徴は、
ヤスリを使っても怪我をしにくいという点です。
特に木材や石などを削る際、機械を使う場面が多く存在するのですが
紙ヤスリは人の手で削ることになるので、指先に重大な怪我を負うリスクが少ないです。
かといって、紙やすりを機械に取り付けて削る「ベルトサンダー」というものもあるので
一概に安全とは言い切れませんけどね…
しかし人の指で削るヤスリの場合、刃物が着いた機械よりは確実に怪我の規模も抑えれるので
初心者でも使いやすい道具の1つとなっています。
もちろん、機械と比べて人の手で作業をするので
完成するまで時間はかかってしまいます
主な仕様用途
整え
主に物の表面や角に使用して粗が無くなるぐらい削る、「整え」という作業に使うが一般的です。
特に木製の物になると角にささくれが残り、触ると人体に刺さってしまう事があります。
なのでヤスリでささくれを削り出し、触りやすくする為に使います。
特に表面をツルツルにするつもりがないのなら、
数字が低めの粗いヤスリのみを使います
艶出し
これは使うヤスリを粗い順から細かくしていき、
ピカピカの光沢が出るまで削る?(磨く)作業をすることで「艶出し」ができます。
この性質を使う場合、木でも石でも出来ますが、
比較的ツルツルになって光沢が出やすいのは石になります。
この性質を使うことで、柔らかめの石をツルツルの球体にすることも可能です。
しかし手作業でやると途方もない時間が掛かるので、制作にゆとりを持てる時間が必要です
使用できる素材
このヤスリが使用できる素材としては、
木、石、金属など幅広い素材に使用ができます。
しかし、石や金属の中でも硬すぎる素材だと全然削れないので
出来るだけ柔らかめの素材に使うことをオススメします!
終わりに
今回の記事では、ヤスリについて解説してきました。
皆さんも学生の頃、図工や技術、美術の時間に
触れたことが多かったのではないかなと思います
今回の内容では基本的な使い方しか紹介しなかったですが、
なんと、模型作りの素材としてもヤスリは使えるんです。
なので素材としての役割解説は、次回以降の記事で紹介したいと思います!
今回も見て頂いて有難うございました!
ではまたっ!
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