- 庭の柵ってどう作れば良いんだろう?
- 家具の足はスチレンボードで作るの難しいんだよな…
- 模型の枠組み作りで使ってみたいな〜
こう言った悩みは物作りをした人は一度は経験しているはず…
私も初めの頃は、使うのに試行錯誤していました
なので、今回の記事では竹串について詳しく解説します。
竹ひごって?
まず「竹ひご」とは読んで字の如く、竹で作られた棒のことを指します。
竹ひご自体はかなり細く、模型作りでは住宅模型の柵や柱の骨組みに利用されることが多いです。
そして竹ひごは、一般に売られている商品(凧揚げのタコや照明など)にも使用されている身近な素材でもあります。
プラ棒との違いは?
まず、プラ棒を知らない人も居るかも知れません…
特に模型作りや作品作りをしたことがない人にとっては馴染みがないプラ棒という素材ですが、一言で言うと「殆ど同じような役割ができる棒」ぐらいに思っておけば良いです。
しかし、竹ひごとプラ棒では原料となる素材が異なるため、それぞれと比べて違いがいつくか存在します。
その中でも、制作する上で深く関わってきそうな特徴の相違点をここで3つ挙げたいと思います!
↓プラ棒について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
木の質感を表現できる
これは竹ひごを使う上で最大のメリットだと言えます。
竹ひごとプラ棒は、カラースプレーで塗装することにより色を自在に変えることが出来ます。
しかし木目のような細かい筋が入っている塗装をしようと思ったら、時間が鬼のようにかかってしまいます。
なので、木の色や質感を変えなくてもそのまま使える竹ひごは、木の質感を表現するのに最適の素材となります。
値段が安い
竹ひごは一本で売られていることは殆どないです。
なので10本セットや30本セット、多いものだと100本単位でセットになっているものもあります。
しかし、一本あたりの値段は大体3円〜10円ぐらいのものが多いです。
棒が裂ける
これはプラ棒では見られない現象です。
主に値段が安い竹ひごによく起こる現象で、ささくれからペリペリと裂けてしまうことがあります。
自分が100均のお店で買った竹ひごは裂けまくって使い物になりませんでした…
なので、竹ひごを購入する際は出来るだけ値段が安い竹ひごを選ぶのではなく、少しだけ高い竹ひごを購入することをオススメします。
相性が良い接着剤
竹ひごを接着するのに相性が良い接着剤は2つあります。
それは、木工用ボンドと瞬間接着剤です。
そしてどちらにも下の特徴があります。
瞬間接着剤の方が早く固まるが、垂れやすく使いにくい(跡が残りやすい)
木工用ボンドは固まるまで遅いが、ズレた時にある程度調整がきく
なので、作るものや制作時間によって使い分けをすることが大切になります。
私は接着面が少ない作品には瞬間接着剤を使い、接着面が多い作品には木工用ボンドを使います。
切る時に使うべき道具
竹ひごは縦には裂けやすいですが、横から手で引きちぎれるほど柔らかくないので切るのには道具が必要です。
その時に使う道具はニッパーかカッターかハサミが良いと思います。
どれも一長一短のある道具ですが、自分が使い慣れている道具を使うのが1番ストレスが溜まらないと思います。
自分は使い慣れているカッターを使って竹ひごは切っています
終わりに
今回は竹ひごについて詳しく解説しました。
竹ひごは模型以外にも、和紙を使用した照明の骨組みにも相性が良い素材となっています。
なので自分で照明を作ってみたいと思う方は、竹ひごも頭の片隅に置いておくと良いかと思います。
今回も見て頂いてありがとうございます!
ではまたっ!
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