- 「有名建築の図面が手に入ったから、作ってみたいな〜」
- 「練習のために有名建築の模型を作りたいけど、気をつけることあるの?」
そんなあなた!
有名建築を作る上で気をつける事は沢山あります!
しかし全部紹介しているとキリがないので、今回は重要だと思う5つに絞って解説していきます。
気をつけること5選
まず、気をつけるべきこと5つを知りましょう。
気をつけるべきことは、、、
①図面は出来るだけ揃えておくべし!
②縮尺を勝手に同じだと思わないべし!
③縮尺が書いてない事が多いので計算するべし!
④ネットの画像は内装の参考にするべし!
⑤家具は縮尺によって作り方を変えるべし!
この5つです。
何故なのか、詳しく解説していきますね!
図面は出来るだけ揃えておくべし!
図面というのは、意外と種類が多いものです。
平面図や立面図、側面図に断面図、他にも矩計図など自分も聞いたこともないような図面の種類がたくさんあります。
その中でも平面図、側面図、断面図の3つは模型作りにおいて必須の図面です。
平面図では壁の厚さや家具の配置を、側面図では外壁の大きさを、断面図では各階層の壁高を調べれます。
なので、図面は多ければ多いほど本物に近い正確な模型が作れます。
縮尺を勝手に同じだと思わないべし!
これは本や雑誌の掲載スペースに関係していると思うのですが、同じページに掲載されている図面でも縮尺が異なるケースが多々あります。
だいたい平面図は縮尺通りに描かれていることが多いのですが、特に断面図や立面図は本や雑誌の編集者により縮尺が弄られている可能性が多いです。
何故なら、建築関係の雑誌や本は1冊丸々が1人の建築家を紹介するスタイルではなく、1冊で複数の建築家を紹介するスタイルが主流だからです。
そうなると、1人の建築家に割けるページの割合は少なくなってしまい、ページの都合上小さくしたり、最悪図面を載せないという結果が起きてしまうのです…
縮尺が書いてない事が多いので計算するべし!
これは海外の建築本に多いことなのですが、縮尺が書いていない図面が結構あります。
なので準備段階からつまづいてしまうことがあるのですが、大丈夫です。
家具や人が描かれている図面なら、その大きさを定規で測ることにより大体の図面の縮尺が測れます。
他にも色んなやり方がありますが、長くなるので他の記事で詳しく解説しますね。
↓図面の縮尺計算について詳しく知りたい方は下の記事を参考にして下さい
ネットの画像は内装の参考にするべし!
ネットで拾ってきた画像は、建物の内装を作る時に参考になります。
特に建築図面では配置されていないテレビや冷蔵庫、椅子など小さな家具を作るときに画像があるのと無いのでは雲泥の差です。
家具は縮尺によって作り方を変えるべし!
これは1回でも模型を作った事がある人なら共感できることでは無いでしょうか?
模型は現実や空想のものを小さくして実際に見てみるという目標があります。
しかし、縮尺が小さすぎると家具を細かく作ることが難しくなります。
具体例を挙げると1/50なら簡単に作れていた高さ18mmぐらいの椅子が1/100になった途端、高さ9mmというミニチュア師のレベルでないと作れなさそうな大きさになります。
他にも椅子の足の太さや天板の厚さなども全て半分のサイズで作らなければならないので、難易度が跳ね上がります。
模型はジオラマみたいに見える所全てを現実みたいに表現する必要はなく、お客さんに大体の雰囲気を見て感じて貰えれば目標は達成します。
なので、縮尺が小さい場合には四角に切ったスチレンボードだけで椅子やテレビなど家具の配置をするだけでも十分です。
自分も1/100で有名建築を作った時には、家具は全部白いスチレンボードだけで表現しました〜
↓私が作った有名建築について詳しく知りたい方は下の記事を参考にして下さい
終わりに
今回は、有名建築の模型を作るときに気をつけることについて学びました。
有名な建築家が作る建物はどれも特徴があり、変な形になっていることがあるので作りにくいとは思うのですが、作りきれば面白い模型が目の前にできると思います!
私もまだまだ模型作りは上手くないので一緒に勉強していきましょう!
今回も記事を見てくださりありがとうございます!
ではまたっ!
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