[模型作り準備編]知らなくても大丈夫、模型作りの準備を1から解説!

模型
  • 「模型作りは初めてなんだけど、何からすればいいの?」
  • 「作り方を調べたけど訳わかんないや…」

そんな悩みを持つ方、誰もが通る道なので大丈夫です!

どてかぼ
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私も初めて模型作りをした時には、間違っていないかと不安でした…

だがしかし!!

模型作りは資料集めやプリント、倍率の計算に時間がかかるだけで、下準備さえ終わっていれば1日で模型を作る事も可能です。

なのでこの記事では、模型作りで時間が掛かる準備の工程を4等分に分けて解説します。

どてかぼ
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記事の内容は「模型作り準備編」みたいな感じになっています

作りたい建物の図面を手に入れる

※この工程は、他人が設計した模型を作りたい人だけが行う作業になります。自分で設計した図面がある場合には次の工程に進んで下さい。

まず、模型作りは作りたい建物の図面を探す所から始まっています

特に有名な建築家が設計した住宅は、建築雑誌や建築の紹介本に内装の写真と製図がセットで掲載されていることが多いです。

しかし、大体の場合はgoogleやyahooなどの検索エンジンで、「建築家の名前 & 住宅の名前 」と検索すれば、それに関係する書籍や雑誌が出てくるのでその方法が1番オススメです。

他にも建築関係の学校出身の友達に話を聞いたり、建築のブログを見たりする方法も早く調べるコツになります。

どてかぼ
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この工程は日頃の検索力が試されるので苦手な人は気合を入れましょう!

図面を探すときの注意点「インターネットで拾った図面は使わない!」

そして図面を探す時に注意しなければならない点は、インターネットで拾った図面の画像は使わない事です。

その理由は3つほどあります。

  • 画像の解像度が荒いことが多い
  • 画像が歪んでいる可能性がある
  • 縮尺がメチャクチャになっている可能性がある

画像の解像度が荒いことが多い

1つ目の理由は、画像の解像度が荒いことが多いからです。

インターネットに挙げられている画像はそのままダウンロードすると解像度が荒いです。

特にgoogleの画像から直接ダウンロードしたものは解像度が落ちやすいです。

 ↑上の赤丸で囲った画像の所から直接ダウンロードすることを言っています

一応、その画像が貼ってある引用元のサイトに飛んで画像自体をダウンロードすれば解像度は落ちにくいのですが、サーバーの負荷を減らすため解像度が低めに設定されている場合も多いです。

そんな解像度が荒いネット上の画像を、さらに倍率を上げてコピーする工程が後で発生します。

そうなったら、直線がぼやけ見にくくなった図面を参考に模型を作らなければなりません

どてかぼ
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図面がぼやぼやだと模型もかなり作りにくいです…

画像が歪んでいる可能性がある

2つ目の理由は、画像が歪んでいる可能性があるからです。

写真の画像というのは撮る角度、向きによって見え方が変わってきます。

特にプリンターのスキャナで撮らない限り必ず歪むと言っても過言ではありません。

↓私のスマホで撮った写真の例

どてかぼ
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こんな感じで同じ図面でも撮る角度が変わると見え方が変わってきます…

縮尺がメチャクチャになっている可能性がある

3つ目の理由は、縮尺がメチャクチャになっている可能性があるからです。

これはインターネットあるあるで画像の縮尺が1/50と書いていても、実際には1/100、1/200になっている場合があります

このように投稿者が表記ミスをしてる可能性がある以上、インターネットで拾ってきた図面は使わない方が無難です。

図面の縮尺を調べる

製図には必ず「縮尺」が情報として記載されています。

ここで出てきた縮尺というのは、日本地図や地域の地図をイメージすると分かりやすいでしょう。

日本地図と地域の地図が同じサイズの紙に印刷されていた場合、2つの地図上の1cmは実際とは全く違った長さになります。

どてかぼ
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この現象は小学生や中学生で学んだ方が多いと思います

そして日本地図や地域の地図と同じように、製図にもそれぞれの縮尺が設定されています。

よく住宅の製図で目にするのは1/50や1/100、1/200などです。

他にはマンションや敷地の大きな住宅などで規模が大きくなればなるほど、縮尺も1/300、1/500など分母の数が増えていきます。

コピーする為の倍率を計算する(特に図面に縮尺が書いてない場合)

この工程が1番大切だと言っても過言ではありません!!

何故なら計算ミスしてしまうと、後から全部作り直しの可能性があるからです。

どてかぼ
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必死に作った模型が作り直しになった時のダメージは相当なものです…

なので、ここでの計算は間違えないように細心の注意を払いましょう!

ですが、計算が難しくなるケースは縮尺の数字が書かれていない図面を入手した時のみで、縮尺の数字が書いてある図面を入手できたのであれば、細かい計算は不要です。

その理由は単純です。

図面に書いてある縮尺 ÷ 自分が作りたい模型の縮尺 = コピーすれば良い倍率

を計算機で計算するだけだからです。

例えば1/100の模型を作りたい時に、1/200と縮尺が書いてある図面を入手できた場合は単純にコピーする際に200%の倍率でコピーすれば良いです。(200÷100=2、2=200%)

そのケースの逆、つまり1/200の模型を作りたくて1/100と書かれている図面を入手した場合には50%の倍率でコピーすれば良いだけです。(100÷200=0.5、0.5=50%)

しかし、縮尺がちゃんと書いていない図面しか手に入らなかった場合には別の方法を使う計算が必要になります。

どてかぼ
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縮尺が書いていない図面に関しては書かれているケースによって計算方法が変わる為、別の記事で詳しく説明しようと思います!

図面をプリントする

製図の倍率が計算できたら、次はコピー機で計算した倍率を入力し図面をプリントしましょう!

欲しい図面の種類は、平面図立面図断面図の3つです。

その中でも、平面図は3枚立面図と断面図は1枚ずつコピーすると後の模型作りが捗ります。

平面図を3枚もコピーする理由

平面図だけを3枚もコピーした方が良い理由は、

模型作りで使う用

制作に失敗した時の予備用

制作中でも測ったり見たりする確認用

と3つの使う用途がある為です。

この中でも、①の「模型作りで使う用」はコピーした中で1番綺麗に印刷できたものを選ぶと、綺麗に模型を作れる可能性がグンと増します!

どてかぼ
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他の豆知識として、平面図の予備があるとコピーする時間のロスが減るため失敗するのが心配な方は3枚以上刷っておいても良いかもしれません。

他に気をつける事

自分が経験した例ですが、自宅にあるコピー機だと縮尺次第で継ぎ接ぎしないといけない場合があります。

一般用のコピー機では、普通はA4サイズ、大きくてもA3までしかコピーできないものが多い故の問題です。

なので作りたい模型の倍率が高く、サイズが大きめの模型を作る方は注意が必要です。

どてかぼ
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友達は業務用の大きなコピー機で紙1枚にコピーしていました。

終わりに

今回の記事では、模型を作るまでの準備を解説しました。

ここまではまだ資料集めや計算など作る前の段階ですが、ここでミスすると後々作り直しをしなければならない場面も出てくるので慎重に進めましょう!

あとこの続編となる「模型作り制作編」の記事も投稿予定なのでお楽しみに!

どてかぼ
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今回も記事を見てくださりありがとうございます!

ではまたっ!

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