この記事では、スチのりでは引っ付かない時に使える接着剤について解説します。
特にこの記事では、模型作りで使う素材を前提に想定して紹介しています!
まずスチのりって?
「えっ、スチのりとは何ぞや?」という方に向けて軽く解説を入れます。
「スチのり」とは、スチレンボード同士を接着する際に使うスチレンボード専用の接着剤になります。
用途としては、スチレンボードを多用する模型作りに使用されます。
接着剤は透明なゲル状でネバネバしているのが特徴です。
↓詳しくはこちらの記事で解説しているので、気になる方はどうぞ♪
スチのりで付かない原因
模型作りで使う素材の殆どはスチのりで接着できます。
しかし、素材の性質や加工によって引っ付かない場合があります。
その具体例を下の部分で紹介して行きます!
表面がツルツルしている素材
まず1つ目の要因は、「表面がツルツルしている素材」です。
具体的に名前を挙げると、プラ板やプラ棒などと言ったプラスチック製の素材です。
これらの素材は、窓ガラスや柵、鉄骨を表現する時に使用するので、住宅模型を作る場合は使用頻度が高い部類になります。
プラ板は嵌め込む場合スチのりでも接着しやすいですが、
周りの支えが少ない場合に倒れてしまう可能性があります…
色を着色した素材
2つ目の要因は、「色を着色した素材」です。
模型作りでは、重要な箇所に色を着けて目立たせるような事があります。
別に色を付けなくてもいいのですが、
色を持たせた方がより現実味を帯びさせる事ができます!
そして色を付けた素材は、スチレンボードなどのスチのりで接着しやすい素材の場合でも、
表面が塗料でコーティングされツルツルになってしまい、引っ付きにくくなる可能性があります。
接着できない場合に使える接着剤3選
ここからは、スチのりで引っ付かなかった場合に使える接着剤を3つほど紹介したいと思います。
殆どが近くのホームセンターでも購入できるような物になります!
瞬間接着剤
まずは一つ目で、「瞬間接着剤」になります。
この道具はかなり接着力が強いです。
そして1番の特徴なのは、とても早く接着できる点です。
接着した所を10秒ぐらい抑えただけで接着する事ができます
そのすぐ乾く特徴を生かし、プラ棒を使って作る柵や鉄骨などの接着面が少ない格子状の部分に使いやすいです。
自分は、模型作りで赤い吊り橋を作ったときに重宝しました!
しかしデメリットもあるので、詳しくは下の記事を参考にして下さい…
↓下の記事では、瞬間接着剤について詳しく解説しています
木工用ボンド
続いて2つ目は、「木工用ボンド」です。
この道具は木工用と記載されているだけはあり、木で出来ている素材に対して十分な接着力があります。
「えっ木なんか模型で使わないでしょ?」と思ったそこのあなた!
模型では杉や松といった木材を使うことは殆どないですが、バルサやシナ材という軽くて加工しやすい素材を使うことがあります。
特に、机や椅子などの家具や庭の敷木を表現する際に使います
↓下の記事では、バルサについて詳しく解説しています
カネダイン
最後に紹介するのは、「カネダイン」です。
この道具は珍しく、チューブ状の容器に入っている接着剤です。
性質としては、かなりネバネバしていて比較的なんでも接着できます。
イメージとしては、スチのりよりネバネバ成分多めの接着剤的な感じです
しかし、使いにくい点も多々あるので注意が必要です。
↓下の記事では、カネダインについて詳しく解説しています
終わりに
今回の記事では、スチのりでは引っ付かない時に使える接着剤について解説しました。
他にも接着剤の種類はあるのですが、
自分が使ったことのある接着剤を中心に紹介しました
どの接着剤もメリットデメリットがあるので、一概にこれが1番良いとは言えませんが、適材適所で使い分けるのが1番だと私は考えています!
今回も見て頂いて有難うございました!
ではまたっ!
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