上の画像は、光栄堂さんが出しているスチのり(50mL×3本セット)になります
今回の記事では、模型作りで使うスチのりについて解説していきます。
スチのりって?
↑まずは、上の画像を見て貰った方が早いと思います!
これが、「スチのり」です。
大きさは種類によりますが、上に出しているスチのり(50mL)は約13〜14cmになります。
大きいもの(250mL)だと、20cmの大きさがあります
なぜ「スチのり」なのか?
このスチのりは、スチレンボード同士を引っ付けるのに使う接着剤の役割があります。
住宅模型を作る際には、土台にも外壁にもスチレンボードを使用します。
なので、模型の9割ぐらいはスチレンボードを使用することになります。
その為、スチレンボード専用の接着剤であるスチのりが使用しやすいのです。
特に接着する際、はみ出した箇所が透明のまま固まっていくので、
多少のはみ出しても綺麗に仕上がる点が他の接着剤と違う所になります。
使用する際の注意点
そんなスチレンボードの接着の為に作られたスチのりですが、
スチレンボードの紙表面に付着し時間が経過すると、
カチカチになって取れなくなってしまいます。
無理やり力で剥がすことは出来ますが、紙の表面がボロボロになってしまうのでオススメしません。
一応、アルコール消毒液などのエタノールをつける事で柔らかしてから取れますが、
紙の表面にアルコールが蒸発したシミが少しだけ残ってしまいます…
なので、折角綺麗に切ったパーツをもう一度測って切る手間が増える可能性があるので
接着の時は普段の作業よりも集中して行うのがいいと思います。
値段帯
スチのりの値段は、内容量によって異なります。
現在(9/17)、Amazonだと1番小さい50mLで1本約400円〜の値段でした
そして当たり前な事ですが、内容量が多ければ多いほど比率的安くなります。
しかし、私は1番大きなサイズだけを買うのはオススメしていないです。
その詳しい説明については下の項目で解説します!
オススメのサイズは?
私は使いやすさとコスパを両立するサイズの選び方は、2パターンあると考えます
まず1つ目のパターンは、
50mLの普段使いサイズ1本と、500mLの補充用サイズ1本を購入する方法です。
何故ならコスパが良い500mLだけでは、吹き出しの穴が大きすぎて細かい場所に使いにくいからです。
他にも500mLの容器では重く使いにくい点も挙げられます
なので50mLの容器を普段使い用にして、500mLから少しづつ補充する方法が良いと考えます。
2つ目のパターンは、
補充用の500mLを1本と
新しく自分の使いやすいサイズの「スポイトボトル」を購入する方法です。
上の画像は、トーダイさんが出しているスポイトボトルになります
自分的にはこっちの方が、最もコスパと使いやすさが両立できると感じました!
ここで紹介したスポイトボトルは、自分で吹き出し口を切って使うタイプがオススメです。
何故なら、穴は出来るだけ小さい方が使いやすいからです。
これは、模型を作ったことがある人が必ず感じるポイントなのでは無いでしょうか?
模型作りでは、1mmや2mmぐらいの細かいパーツを切り出して接着する場合が多いです。
その時に穴が大きいとスチのりが出過ぎて、使いにくいと感じてしまう事が発生します。
出し過ぎると手元がベタベタになり、他のパーツをも汚してしまう可能性があります…
なので私は、自分が使いやすい穴のサイズに調整できる種類が使いやすいと考えています。
他にもスポイトボトルが色んな所で買うことができ、
スチのりを一本買うよりも安い値段で入手することができます!
スチのりに代わる代用品は?
スチのりに代わる代用品は多いですが、同じぐらいの値段帯から2つ紹介します。
どちらも、近くホームセンターなどに置いてある身近な道具になります
木工用ボンド
1つは、「木工用ボンド」です。
上の画像は、コニシ(KONISHI)さんが出している「木工用ボンド」になります
これは、ホームスーパーでなくても比較的目にしやすい道具ですよね〜
この木工用ボンドを使用して模型作りをしてもいいのですが、
接着する(固まる)までの時間が、スチのりと比べて少し掛かります。
模型作りでは待っている時間が勿体ないので、
固まる速度が速い方が使いやすく完成が早くなります!
カネダイン
2つ目は、「カネダイン」です。
上の画像は、鐘工業さんが出しているカネダインになります
この道具は見た事がない人が多いのではないのでしょうか?
一応、スチのりよりも接着力がある道具になるので、
木工用ボンドと同じようにカネダインだけで模型を作ってもいいと思います。
しかしカネダインだけを使う場合、問題点は内容量が少ないという点です。
内容量が少ない(コスパが悪い)点もそうですが、
チューブに入っているので最後まで綺麗に使いにくい点も挙げられます…
終わりに
今回の記事では、模型作りで使うスチのりについて解説しました。
スチのりはホームセンターなどの身近な施設では置いていない事が多い為、
直ぐに買えるAmazonなどのネットショップを活用することをオススメします。
かく言う私も、スチのりなどはAmazonで購入しました♪
今回も見て頂いて有難うございました!
ではまたっ!
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